乳歯・親不知1本のみで50年以上の保存及び培養が可能です

自家の歯髄幹細胞とは

歯髄幹細胞治療には、ご自身やお子様、お孫様など血縁関係にあたる方の乳歯や第3臼歯（親知らず）を用いる「自家」と、他から提供された乳歯を用いる「他家」とがあります。

自家のメリット

万一、病気やけがで再生医療が必要になった時にご本人はもとより、ご親族の治療にもご利用いただけます。また、将来、難病にかかられた場合の原因究明および治療にも役立ちます。抜歯された歯髄幹細胞は良質な細胞のみ培養を行い、専門の保管施設（歯髄幹細胞バンク）にて約50年以上の保管が可能です。

歯髄幹細胞バンクについて

当院では、抜いた歯（乳歯、治療で抜歯する親知らず等）から取り出した自家の歯髄幹細胞を専門機関で保管する「歯髄幹細胞バンク®（歯髄細胞の培養・保管サービス）」も承ります。1本の乳歯から、無限に良質な歯髄幹細胞を培養することができます。

これは歯からとれる良質な幹細胞を含む歯髄細胞を一定量まで培養し、細胞保管施設において専用の冷凍機器を使用し、－150℃以下で長期冷凍保存しておくサービスです。乳歯を1本でも保存すれば、ご家族だけではなく親戚縁者が使用できる乳歯歯髄幹細胞培養上清を大量に製造することが可能に。

万一、病気やケガで再生医療が必要になったときなど、ご家族やお子様、親戚縁者のいざというときの「安心」に役立つ可能性があります。それらの幹細胞を当院の「スーパープレミアム幹細胞・高度治療」としても使用することができます。

「歯髄幹細胞バンク」お申し込みから保管までの流れ

提携歯科クリニックでの抜歯

抜歯した歯を、保管施設へ送付

乳歯が抜けそうな場合はできるだけ早く提携歯科医院を受診し、抜歯してください。（抜けてしまった歯の培養は困難です）

迅速に提携歯科院から保管施設へ受け渡され、培養開始

順調な培養が確認でき次第、本契約

培養開始後、順調に培養が確認できた時点（2週間程度）で、契約書に署名いただき、保管料を歯髄幹細胞保管会社にお支払いいただきます。

※培養開始後、細胞の培養が順調であることを確認できなかった場合は、保管料は発生しません。

クリニックの治療でいつでもご利用が可能に

★歯髄細胞は、一般的に骨髄や脂肪などの細胞と比べ大量に培養できるとの研究結果が出ています。

• 初期費用には、登録料、培養料、検査料、複数施設の保管料など全ての費用が含まれていますが、歯科医院での抜歯料や治療の際の培養費用などは含まれていません。
• 虫歯が悪化している等の理由で細胞培養ができない場合がありますが、保管に至らない場合は一切の費用がかかりません。
• 抜歯から保管までの期間は、1〜2ヶ月かかります。経過報告はメールでなどで段階的に保管施設よりご報告がございます。
• 歯髄細胞バンク®は株式会社セルテクノロジーの登録商標（商標第5891317号）です。