がんを超・早期発見する遺伝子検査
最先端遺伝子解析技術により血液中の遺伝子から将来の「がん存在リスク」を数値化
一般的に、がんの検査機器にはPETやCT、MRIなどの画像診断や内視鏡検査がありますが、がんはある程度の大きさにならないと発見することができません。また、すでに目に見える大きさは、1つのがん細胞が5〜20年という長い年月をかけて増殖したものと言われています。
当院では、発症してから治療をするのではなく、事前にがん存在リスクを知り、「がんにならない体づくり」をサポートする「がん遺伝子検査」を行っています。
検査内容
1. 血液に含まれる、がんに関わる遺伝子の後天的な変化を調べます
この検査では、両親から受け継いだ遺伝的リスク(体質)ではなく、生活習慣や生活環境、ストレス、加齢等の後天的要因によって増大する、がんに成長する以前のごく小さながん細胞の存在リスクを調べます。将来のがんリスクを知ることで、予防に役立てることができます。
2. 最先端解析技術を用いて”がん細胞存在リスク”を1〜100に数値化し評価
血液からDNAやRNAなどの遺伝物質を抽出し、その濃度や約70種類のがんに関連する血液中に遊離するがん関連遺伝子を検査。がんに成長する以前のごく小さながん細胞の存在リスクを1〜100に数値化して評価します。
FreeDNA濃度
血中に含まれるDNA濃度を測定。濃度が高いとがんあるいは何らかの異常を反映していると考えられます。
遺伝子発現解析
がんを増殖させる遺伝子(アクセル)の活性度合いを調べます。さまざまながんに関わる47の遺伝子(RNA)を解析し、がんリスク評価に反映します。
突然変異・メチル化解析
がん抑制遺伝子(ブレーキ)の壊れ具合を調べます。異常があると正常細胞ががん化しやすくなったり、がん細胞を抑制できなくなったりします。
がんリスク評価
FreeDNA濃度と遺伝子発現解析の結果及びその他の患者様のデータを独自アルゴリズムを用いて、がんリスクを数値化します。
検査の流れ
採血日から検査結果レポートによる診断まで、約3週間かかります。
カウンセリング
院長より検査内容について説明し、問診票に記入いただきます。
採血
血液を約25ml採血いたします。検査に必要なのはこの量のみ。
検査
約3週間かけて血液中のがん関連遺伝子の検査を行います。
診断
検査結果レポートをもとに院長より診断結果をご説明。結果別に患者様にあった「がん予防」のための治療法を指導、アドバイスいたします。
院長による指導・アドバイスとともに、詳細なレポートを患者様へお渡しいたします
- 結果報告書(がんリスク評価・遺伝子発現解析・FreeDNA濃度・突然変異解析・メチル化解析・血液学的検査)
- 検査報告書・総括
- 結果報告書活用の手引き
- ライフスタイル改善によるがん予防資料
料金
項目 | 料金(日本円・税別) |
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初回 | 500,000 |
- 上記の全ての料金は、有効な日本の健康保険証をご提示いただき、且つ日本語が流暢でカウンセリングに支障がない患者様のみ対象となります。それ以外の患者様の治療費に関しましては、カウンセリング後の見積書をご参照ください。